学資保険見直し最大のチェックポイントは返戻率
学資保険は、言うまでもなく、子供の学資を貯めるために加入するものです。
貯蓄で重要なのは、支払ったお金に対して、
いくら戻ってくるかということです。
これを返戻率といいます。
たとえば、
月々1万円の保険料を支払って、18年後大学入学時に220万円受け取れる学資保険の返戻率は、
220万円÷(1万円x12か月x18年間)=101.85%
ということになります。
これが、100%以下、すなわち元本割れしている学資保険も実はたくさんあります。
元本割れするようなもので学資を積み立てる意味はどこにあるでしょうか?
まずは、100%を割っていないか、返戻率をチェックしてみましょう。
学資保険の返戻率を下げる元凶は不必要な保障
学資保険には、保障重視タイプと貯蓄重視タイプの2つがあります。
返戻率に問題があるのは、保障重視タイプです。
親に万が一あった場合のその後の保険料支払い免除の特約は、
貯蓄重視タイプにもついていて、これは学資保険のメリットのひとつでもあるので良いのですが、
子供に万が一あった場合や子供が入院した場合の保障もついているのです。
もちろん保障は厚いほうが良いにきまっていますが、この保障をするために、掛け捨ての保険料を支払っているため、
その分、貯蓄にまわる保険料が少なくなり、結果として、返戻率が下がります。
子供に万が一あって経済的に困る親はいないはずですし、
子供の入院保障が欲しいのなら、親の入院保障を親子型にするなど、他に方法もあります。
学資保険本来の、学資の積み立てという目的を考えれば、
不要な保障は邪魔なだけです。
ファイナンシャルプランナーに相談しましょう
「チェックしてみたら、無駄な保障がくっついた学資保険だった」
「返戻率がよくない」
「保険料負担が重くなってきたので、減らしたい」
など、見直しの必要性を感じた場合、
どうすれば良いでしょうか?
最も良い方法は、ファイナンシャルプランナーに相談することです。
たとえば、今入っている学資保険をやめて、違う学資保険乗り換えたほうが良いかどうかは、
加入後の経過年数によっても異なりますし、新たに良い学資保険を探すのは、
素人にとって、そう簡単なことではないからです。
また、子供の将来を考える場合、
学資保険ではなく、まず親の保険がしっかりしたものになっているかが、
非常に大切で、その観点も含めて、総合的に保険の見直しをする必要もあります。
こういった内容を無料で相談することができるのが、
ファイナンシャルプランナーによる無料保険相談サービスです。
お子さんのいる家庭の親御さんは特に、ファイナンシャルプランナーに相談する方が急増しています。
的確なアドバイスを無料でしてくれるのですから、利用しないともったいないですね。